相続について

被相続人が死去して相続が始まった時、相続人が居ない時や、相続人が全員相続放棄をしたときは。相続放棄による相続人不在ということになるので、申立てが有れば家庭裁判所は相続財産管理人を選定します。相続財産の管理人は被相続人の債権者達に、遺産から返済をして債権を清算して、残った遺産を国庫に編入します。

そして被相続人に特別に縁故が有った者が居れば、債権を清算して残った遺産をその人達に財産分与をします。

相続財産管理人は、被相続人が残した遺産や債務を調査して、遺産を換金しながら債務の返済をしていきます。それで急いで換金をしようと遺産を安く売ると相続人に不利益をもたらしたことになるから、急いで売るようなことは出来ません。それですべて清算をするには1年近くかかります。木01

そして債権が残ればそれは債権者側の負担になります。さらにこの相続財産管理人に報酬を払う必要が有り、報酬は遺産から引きますが、マイナスになる場合に備えて家庭裁判所が申立て者から予納金としてある程度の金額を納めさせます。そして余れば余った分を返還します。

債権者としては予納金を納めるのが馬鹿馬鹿しいけど、少しでも債権を回収できるのであればと、家庭裁判所に申し立てをしたりします。