成年後見制度について

成年後見人のお仕事について解説します。例えば、判断能力のない認知症を患う人物が存在している時、一般的にその親族が、日常の事務手続きを行うのが目的です。全国に認知症の患者が増え続けているさなか、成年後見人の需要が高まっています。
成年後見人になるには、まず家庭裁判所に申し立てを行うことから始まります。年齢は成人であれば、家庭裁判所の判断で誰でもなれるのが実情です。申し立て後何も問題なければ、約2カ月で後見人に任命され後見開始となります。牧草地01
成年後見人の主な仕事は、被後見人の財産管理です。被後見人の名義の預金通帳から生命保険、株式、及び不動産まで、幅広い保有資産を調査することから始まります。また年間の収支管理も行います。その他日常の生活に必要な、関係官庁や各機関との連絡調整から、被後見人に届く郵便物の把握も必要になります。そして通常年1回家庭裁判所に書面で報告します。
成年後見人は無報酬と思われがちですが、定期的にその業務内容を書面で家庭裁判所に申し立てすれば、報酬がもらえます。
昨今この制度を悪用して、勝手に被後見人の預金通帳からお金を引き下ろしていた事実が発覚して、処罰されるケースが急増しています。気持ちはわからなくもないが、辛抱して仕事に当たることが必要です。